転職活動を始める際、まずは転職エージェントに登録しよう!と考える人は多いと思います。
実際私も、転職を始める際に転職エージェントに登録したのですが、複数に登録した方が効果的なのかな?と迷いました。
というわけで、この記事では
- 転職エージェントって複数利用した方がいいの?
- 1つに絞って行動した方が効果的なのかな?
といった疑問に答えていきたいと思います^^
以下2つのテーマに沿って解説していきます。
- 転職エージェントに複数登録するメリット・デメリット
-
転職エージェントをうまく利用する際のコツ
Contents
転職エージェントに複数登録する3つのメリット

結論として、転職エージェントは複数に登録し、最終的に1~2社を利用することをお勧めします!
そうすることで転職活動が成功する確率がグッとあがるので、その理由をメリットと共に解説していきますね♪
メリットは以下の3つです。
- 多くの求人を紹介してもらえる
- 非公開求人をカバーできる
- 相性のいいエージェントと出会える確率が上がる
多くの求人を紹介してもらえる
複数社に登録することで、幅広い数の求人を紹介してもらうことができます。
そうすることで自分の目に触れる求人の数も増えますし、自分にあった企業に出会える確率もあがりますね。
事実私も、片方のエージェントのみに紹介してもらった案件がいくつかありました。
転職エージェントは、紹介した企業に内定が決まった際、企業側から報酬料金をもらうことで経営が成り立っています。
しかし、大手の転職エージェントによっては報酬金が高くなることがあります。
出来るだけ金額を安く抑えたい中小企業やベンチャー企業などは、少しでも料金が安い方の転職エージェントのみに登録する場合があるんですね。
非公開求人を広くカバーできる
転職エージェントを使うメリットの1つとして、自分だけでは見つけられない「非公開求人」に出会うことができます。
急な人員補欠を補いたい大手企業や、魅力的な内容で応募が殺到する可能性のある求人など、一般的には公開されない求人のことを指します。
主に経験者や幹部クラス(マネジメントができる人)の募集が多いです。
非公開求人は条件が良いものが多く、企業側が得意先のエージェントだけに依頼をすることで発生する求人です。
なので、複数のエージェントに登録しておくとそれぞれの求人に触れることができ、これもまた選択肢の幅が広がりますね。
でも、中には未経験可のものもあったり、今自分が働いている職種でより良い条件の良い会社に出会える可能性もあるよ。
割と即戦力を求めている求人でもありますが、未経験での転職を考えている人も触れておくことに損はないと思います。
もしかするとより良い条件の会社が見つかって、同業種だけど応募してみようかな?という選択に繋がる可能性もありますからね。
ぜひ、いろんな種類の非公開求人を見るためにも、複数の転職エージェントに登録しておくことをお勧めします。
相性のいいキャリアアドバイザーと出会える確率が上がる
転職エージェントに複数登録することで、自分と相性のいいキャリアアドバイザーに出会える確率がグッとあがります。
1社に登録するだけだと、このキャリアアドバイザーが自分に合っているのかどうか?という比較ができませんよね。
私自身、
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビ
- ワークポート
と、4社程登録していましたが、一番相性のいいキャリアアドバイザーに出会えたのは最後に登録した「ワークポート」という転職エージェントでした。

キャリアアドバイザーは、転職をサポートしてくれる心強い味方です。
相性のいいキャリアアドバイザーに出会うと
- 自分の希望とマッチする求人を積極的に紹介してくれる
- 推薦文など、より自分に合った最適なものを用意してくれる
- 自分の転職に前向きになってくれ、より良いサポートが受けられる
などなど、たくさんのメリットがあります。
彼らも人間なので、「この利用者いいな」と思った人にはどんどんサポートしてくれます。
自分ももしキャリアアドバイザーの立場であれば、相性のいい利用者にはよりサポートしてあげたくなりますよね。
この辺については解説すると長くなってしまうので、また後日、別で記事を書いていきたいと思います♪
自分の転職を成功に近づけるためにも、相性のいいキャリアアドバイザーに出会うため、いくつかの転職エージェントに登録してみることをお勧めします。
転職エージェントに複数登録する2つのデメリット

ここまで、転職エージェントに複数登録することで得られるメリットを書いてきましたが、良いこともある反面、デメリットもあります。
転職を成功させるためにも、どんなデメリットがあるのか?ということはしっかり抑えておきましょう。
次に解説するのは以下の2つです。
- 各アドバイザーとの調整が大変
- 情報が多く混乱しやすい(予定のブッキングなど)
各アドバイザーとの調整が大変
複数人とやり取りをすることになるので、働きながら転職活動をする人などは、その対応が少し大変かもしれません。
- アドバイザーとの面談
- 電話の日程や時間
など、仕事終わりに連絡を取り合ったりすることも多いので、複数に登録していると1週間全てに予定が入ってしまうことがあります。

残業で疲れていたりすると面倒になってしまうときもありますし、かといってあまりにレスポンスが遅いと「この人はあまりやる気がないのかな…」と思われてしまっていい求人を紹介されなくなるもの嫌ですよね。
なので、私はまず2社に登録し、最初のヒアリング〜求人紹介してもらうところまでは頑張りました。
そこからあとは、
- 求人を見る
- キャリアアドバイザーとの相性を見極める
- 求人内容や相性が微妙かな、と思ったら1社の利用を避ける
- もう1社をキープしつつ、別の転職エージェントに登録する
- ①に戻る
といった手順で利用していました。
忙しい中で転職活動をサポートしてくれるのが転職エージェントですが、その対応に追われて上手くいかなくなってしまうと本末転倒ですよね…(;_;)
自分に無理のないペースで利用することをオススメします^^
情報が多く混乱しやすい
複数社に登録していると、
- キャリアアドバイザーとの面談や電話
- 企業との面接の日程調整
- 応募求人
などなど、両方での調整が必要になってきますよね。
下に行けば行くほど重要になってくるのですが、これが非常に大切で、特に「応募求人」をブッキングしてしまうと転職エージェント側からのイメージがとても悪くなってしまいます。
- 転職エージェント同士で掛け合わなければいけなくなってしまう
- 企業側からの印象も悪くなる
といった点があるので、予定のブッキングは非常に注意が必要です。

このような状況に陥らないために、利用している転職エージェント全てをキャリアアドバイザーに伝えておくことが大切です。
そうすることで、転職エージェント同士で連絡を取り合い、応募企業のブッキングを避けてくれます。
また、他にもいくつかのメリットがありますので、ここに関しては次で詳しく解説していきますね。
企業との面接やアドバイザーとの面談・電話などはスケジュールに入れて管理しておくことをお勧めします^^
転職エージェントをうまく利用するコツ

ここまで、複数の転職エージェントに登録する際のメリット・デメリットについて解説してきました。
というわけで今度は、転職を成功させるため、転職エージェントをうまく利用するコツについて紹介していきます。
複数の転職エージェントを利用していることを伝える
「情報が多く混乱しやすい」という章でも伝えましたが、複数の転職エージェントを利用していることを伝えておくことはとても大切です。
他の転職エージェントを伝えておくと、そこで連絡を取り合ってくれ、
- 応募求人のブッキングがないかを調べてくれる
- ライバルがいることを知ってよりスピーディに求人を紹介してくれる
という可能性もあります。
また、応募が重なっているからといって紹介された求人を蹴ってしまうと、「これは求めている求人とは違うのかな」といって紹介されなくなってしまうのも困りますよね。
私自身、何度も「他の転職エージェントも利用しています」ということを伝えましたが、一度も嫌な雰囲気になったことはなかったです^^
もし、そんな対応をされたようでしたら、あまり良いキャリアアドバイザーとは言えませんので別の転職エージェントを探しましょう。
なので、「どこの転職エージェントを使っているのか?」ということは必ず伝えておくようにしましょう。
最終的に1〜2社に絞ること
ここまで、「複数社の転職エージェントに登録しよう」ということを主張してきましたが、最終的に利用するのは1〜2社に絞ることをオススメします^^
デメリットの「各アドバイザーとの調整が大変」という章でも解説しましたが、登録数が多くなるとそれに対応するのも大変になってきます。
なので、自分が無理なく転職活動を進めていくためにも、
- 最終的に1〜2社の利用で進める
- 「紹介される求人が少なくなってきたな」と思ったら、次の転職エージェントを探す
といった手順で利用していくことをオススメします^^
まとめ:転職エージェントをうまく利用して転職を成功させよう!

転職活動を成功させるためには、転職エージェントをうまく利用することが大切です。
そのためにも、
- 複数の転職エージェントに登録する
- 相性のいいキャリアアドバイザーを探す
- 最終的に1〜2社に絞って活動する
という手順で転職活動を進めていくことをオススメします^^
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!