みなさんこんにちは!さやかです^^
みなさん、給与明細書の詳しい見方ってご存知ですか?
税金や保険など、色々なお金が給料から天引きされていると思いますが…。
私はお恥ずかしながら、残業代や差引支給額をさらっと見るだけで、自分の稼いだお金が一体何に使われているのか、把握していませんでした。
お金を貯める・所得を増やす上で支出を知っておくことはとっても大切ですよね。
そこで今日は「給与明細の詳しい見方」についてお話ししていきたいと思います^^
- 給料から何が差し引かれているのかイマイチわからない
- 納めている税金は何に使われてるの?という方に向けて
Contents
給与明細のチェックすべき2つのポイント

まず、チェックするべきポイントはこちらです。
- 支給=入ってくる額
- 控除=支払う額
給料などの支給と、税金や保険で惹かれている控除の2つですね。
支給額−控除=手取り額
ということになります。
総支給額から、2割ほどが控除がら差し引かれる額だと言われいてます。
総支給20万円だと3万円以上が控除として天引きされていることになるんですね…。
では、支給や控除の中にはどんな内訳があるのかお話していきます。
支給について

支給=入ってくるお金ですね。
- 基本給
- 残業代
- 通勤手当
などがあります。これらは実際に会社から支払われる額面です。
これらに加えてそれぞれの役に合わせ手当が支給されるところもありますね。
どのくらいの時間働いて、一体どれくらいのお金が入ってきているのか?というのを把握しておくことが大切です。
控除について

そして次にこちら。給料から天引きされている控除の部分です。
- 所得税
- 住民税
- 健康保険
- 厚生年金
- 雇用保険
いろんな保険やら年金やらが差し引かれていると思いますが…。
一体どういう制度で、なんのために差し引かれているのか?ということについてお話していきます。
所得税
所得税とは、国民が国に納める税金です。
所得によってその人の納める額が変わってきます。
総支給20万円ほどですど、おおよそ4000円くらいからのスタートになります。
住民税
自分が住んでいる都道府県と、市町村に支払う税金です。
こちらは一律10%と納める額が決まっています^^
前年度の所得を見て住民税額が計算されるので、社会人2年目から徴収されます。
雇用保険
こちらは失業した際、次の働き口が見つかるまでに受け取れる「失業給付金」の制度です。
こちらも会社と一緒に支払っているのですが、個人で負担するのは0.3%と控除の中では一番支払額が少ない保険です。
健康保険(短期給付掛金)
病気やケガが原因で医療機関にかかるとき、医療費の負担を一部肩代わりしてもらえる保険です。
会社員の場合は、「組合健保」か「協会けんぽ」のどちらかに加入することになり、会社と折半して保険金を支払うことになります。
給与明細には自分が負担すべき保険料金が記入されているので、自分の健康保険率がどのくらいか把握しておくといいですね^^
厚生年金(長期給付掛金)
こちらは、国民全員が支払う国民年金とは別に、会社員が上乗せして支払う厚生年金として給与明細に記入されています。
つまり、会社で働いている人は2種類の年金を支払っていることになりますね。
え!?それって働いてる人の方が損じゃんと思うかもしれませんが、こちらも健康保険同様、会社が折半して払ってくれています。
なので退職時、国民年金+厚生年金のお金がもらえるので、会社員として働いてる人の方が半分の納税で年金が上乗せしてもらえるのでお得なんですね^^
なぜ税金を支払わなければいけないの?

支給と控除についてお話ししてきましたが、私たちが国に対して支払わなければいけないお金って本当にたくさんありますよね。
特に給料が決して多いとはいえない若者にとって、月3〜4万の出費って結構痛いです。
しかし、私たちが税金を支払うことによって恩恵を受けていることってたくさんあります。
税金がなくなると、全てのサービスが有料になってしまう
私たちが何気なく過ごしている日常の中でも、税金から受けている恩恵はたくさんあります。
例えば、医療制度です。これも私たちが税金を支払っているから「3割の自己負担」で医療を受けることができますよね。
しかし、税金がなくなれば医療費は全額負担になり、体調が悪くても病院に行けない…ということが起きてしまいます。
他にも、救急車を呼ぶのにもお金がかかってしまったり、事件が起こってもお金を支払わなければ警察は動いてくれない…という事態が引き起こされます。
そんなことになれば、日本の治安はあっという間に悪くなり、お金持ちしか恩恵を受けられない国となって、より格差社会が広がってしまいます。
私たちが安心して日本で暮らせるのも、この税金という制度があるからなんですね^^
産休や育休中には税金を免除できる
しかし、育休中や産休中には「社会保険料」を免除することができます。
産休や育休中は、いくら会社から給与がもらえるとはいえ、手取りは少なくなってしまいますよね。
ですが、社会保険料免除の申請をすると、将来的に受け取れる年金の額は変わらないけれど、今の支出を減らすことができるんですね!
ぜひ、産休や育休を取得される方には利用していただきたい制度です^^
詳しくは「産休・育休中の社会保険料はいつから免除?申請手続きの方法とは」からどうぞ♩
最後に

今日は給料明細の内訳や、天引きされているお金がどういったことに使われているのか?ということについてお話させていただきました。
自分が稼いだお金の支出を知っておくことは、お金を貯めていく上でとても大切なことです。
税金や保険金などはどうしても減らせない固定支出になるので、自分が豊かになるためにも削減できるところで節約していく姿勢が大切ですね^^
少しでも参考になると幸いです。
ここまで読んでくれてありがとうございました♩